雨のため延期

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予定していた散骨ですが、雨と波の高さが予想されるとのことで
夕べのうちに延期の連絡がはいりました。


寂しい癖に、早くカタをつけてしまいたい気持ちもある義父は
ちょっとご機嫌斜めに(笑)


もうちょっといっしょにいたかったのよ、きっと。
すてきな居場所ができたところだし、、、と言うと


やっと、

そう、だな・・・と笑ってくれました。


別れ方はむずかしいなぁ・・・


小さい居場所

連休前半は実家引越の後始末に行き、あれこれ動き回ってきました。

帰ってきて今日は、仏具屋さんへ。


あと1週間で散骨。パウダー状に処理するため分骨して、
とっても小さくなってしまった義兄に、ちゃんといるべき場所を作ろうと言うことになり

小さめの仏壇を購入することになったのです。

といっても、
仏壇らしく見えないのがいいということで、家人と二人で閉店セール中の仏具屋さんへ。


びっくりするほど立派なものもありましたが、小さめの素敵なものを発見。
ただ、老夫婦が正座して相対するのに、適当な高さになる台は、仏具としてはなくて

今度は家具屋さんへ。
事情を話して、買ったばかりの仏壇を運び込んで、サイズと色が合いそうなものを物色。


こころよく、協力してくださったお店には感謝です。



写真と、骨壺にした棗と、お花。
そして、葬儀屋さんが提供してくれた(というか、お値段に入っていた)大きめの仏具のかわりに
お茶道具から、適当なものを探し出して
お線香を立てたり、ろうそく立てにしたり、工夫をこらした
居場所ができました。

おりんだけが大きくて、みなで大笑い。さっそく先ほど2寸というのを注文したところです。


35日、49日、そういう区切りの時というのは、絶妙で
食べれない気力がないと言っていた義母が、だいぶしっかりしてきて
先日はタケノコを茹でて煮たりしていました。

義父が一方的に支える側にいましたが、ようやく義母も義父を支えなければと思えるようになってきたようです。


二組の老夫婦のありようはわたしたちにとっても
わたし個人にとっても、いろいろ考えさせられることばかりです。


処分

義兄の入院・闘病にともなって明らかになった義母の認知症は
要介護認定を受けたので、週に一度看護士さんが訪問してくれて
会話をしたり血圧測ったり、血糖値をみたり、してくれているそうです。


で、いっしょに暮らす90歳を超えている義父の様子はみてくれない(笑)
血圧測るくらいどうってことないだろうに、様子を聞くコトすらないそうで、、、徹底してますね、行政。

義父は妻を支えなければという使命感が元気の元になっているようで、
うまくできているものです。





さて、引越し騒動もようやく終わりが見えてきました。
ものが納まり、生活が始まりつつあります。

そうは言っても、足元も悪い老人が二人、新しい場所で生活を始めるのです。
想像以上に負荷がかかっています。
普通、この年齢の引っ越しは、だれかとの同居とか、施設への入居です。
ここからまた二人だけでの生活が始まるなんて、ありえないくらいの大変さでした。
弟一家が住むマンションではあるので、今までよりはいいのだろうと思うしかありません。


娘ですから処分するのは簡単です。
だけど、手をつけてはいけない、彼らのプライドを守ることも同時に必要で、
そのさじ加減がほんとうに、難しくて、ヘロヘロです。
失敗もしているかもしれない。人生の終わりに、あまり嫌な思いはさせたくはなかったけれど
仕方ないという面も多々ありました。

わたし一人でどうこうできるものではなく、
家族はもちろん、あちこちにひずみをもたらしながら、なんとかかんとか、、、です。

ひとさまに迷惑をかけながら、思いのあるものを処分して、、残された時間を生きる。
一方で生きていたかったはずの義兄の社会的背景はどんどん処分されていきます。

義兄に先立たれた義父が「長く生き過ぎた」とポツリとこぼしていたのが忘れられません。



「家族」のさかいめ

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母の、あるいは祖母の、使っていた鼈甲のもの。
ワシントン条約で売買が禁止されているのだそうで、買い取りはしてもらえず。
それなりのお店に持ち込めば使ってもらえるのかもしれませんが、てづるもなく。

鼈甲なのだから細工のほどこしようはあるはずなのに、貴重なものだからこその売買禁止だろうに
その他の方法論が紹介されていないのは、どうも納得いかないわけです。
鼈甲店に相談してみるかなぁ。



この間、ふたつの「家族」の問題に直面して、あっちこっちに顔出したり
自分のできることを見極めて動いたり、
そういう時間が続いているわけですが、、、



義兄の病気について、わたしは口を出せなかったし、出すつもりもありませんでした。
ただ、思ったことは家人には伝えていました。
実家の両親の引っ越しについて、決めたのは弟と両親で、わたしは聞かれもしませんでした。
でも、実際の引っ越しに関する作業に、彼らはちからを貸してくれるわけじゃありません。
お嫁ちゃんにしてみれば、舅姑の生活にくさびを打ち込むような作業ができるわけもありませんし
弟は働き盛り過ぎて時間がとれない。
両親があれこれ言えるのも、彼らにあれこれ言えるのも、わたしだけ。
なので、うちの子たちを動員することはあっても、すぐそばに住む姪っ子たちに、わたしが何かを頼むこともありません。


「家族」にはいろいろな境目があるもんだなぁと、しんそこ、思っているところです・・・




リップヴァンウィンクルの花嫁

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公開一周年記念、初テレビ放映、なんだそうで、日本映画チャンネルで特番が組まれている、らしい。
わたしは、契約していないので見れません。

だけどこの記念イベントに当たったので、テレビ写るかもです(笑)


この映画、岩井俊二監督脚本で、スワロウテイルとかリリィシュシュとか、あまり得意じゃなかったので
3時間だし(監督曰く、2時間59分だ)一年前はまったく見るつもりがありませんでした。

ですが、役者の顔を浮かべて本を書く「あてがき」で作られたものであること。
この前の「新しい靴を買わなくちゃ」のプロデュースが岩井さんで、
岩井俊二見直したぜーと思える映画だったこと。

で、リップヴァンを見る気になったのでした。そしたら、はまった(笑)


余命宣告を受けた女性が、共に死んでくれる人を求めて、
出会わせて出会って、寄り添って、結局ひとりで死んでいって、、
遺されたものたちがそれぞれに、再生していく、そんな話。



義兄は今どのあたりにいるのかなー
わたしたちは、どう生きていくのでしょう。


明日から、また引っ越し準備で実家へ出向きます。
現実が戻ってくるかんじ。今日はちょっとのんびり。