リップヴァンウィンクルの花嫁

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公開一周年記念、初テレビ放映、なんだそうで、日本映画チャンネルで特番が組まれている、らしい。
わたしは、契約していないので見れません。

だけどこの記念イベントに当たったので、テレビ写るかもです(笑)


この映画、岩井俊二監督脚本で、スワロウテイルとかリリィシュシュとか、あまり得意じゃなかったので
3時間だし(監督曰く、2時間59分だ)一年前はまったく見るつもりがありませんでした。

ですが、役者の顔を浮かべて本を書く「あてがき」で作られたものであること。
この前の「新しい靴を買わなくちゃ」のプロデュースが岩井さんで、
岩井俊二見直したぜーと思える映画だったこと。

で、リップヴァンを見る気になったのでした。そしたら、はまった(笑)


余命宣告を受けた女性が、共に死んでくれる人を求めて、
出会わせて出会って、寄り添って、結局ひとりで死んでいって、、
遺されたものたちがそれぞれに、再生していく、そんな話。



義兄は今どのあたりにいるのかなー
わたしたちは、どう生きていくのでしょう。


明日から、また引っ越し準備で実家へ出向きます。
現実が戻ってくるかんじ。今日はちょっとのんびり。


花森安治の仕事

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どの家にもあった、この「暮しの手帖」
朝ドラの記憶も新しいという方もいらっしゃるかもしれません。

暮らしの手帖の表紙をずっと担当していらした、今で言うとイラストレーターであり、
レタリングや絵だけでない家電品の比較実験などをてがけた、名編集長である、花森安治さん。


「デザインする手、編集長の眼」という副題がついた展覧会に行ってきました。
高度経済成長をはさんだ戦後の日本の中流家庭の歴史が、そこにありました。


みんなが中流意識を持っていた時代の話。経済格差はもっと隠れていました。
今はそっちがメインになってきて、みんな真ん中なんて意識はないでしょう。
とと姉ちゃんを支えた彼は、結核による除隊後、東大卒の経歴のなせるわざなのか
大政翼賛会で仕事をしていたそうです。


こうした標語ポスターのレタリング、見覚えがあるなと思っていました。
欲しがりません勝つまではなども、たぶんそうではないでしょうか。

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戦後、いつ戦犯となってもおかしくないという気持ちで、反戦の意志を表明して、「戦争中の暮らしの記録」作成に
気持ちを傾けていらしたそうです。

この雑誌の中にある写真たちが、わたしたちが育った時代どの家にもあった、それが「時代」ですね。
みな家庭でそれを目撃して育った。今はそういった家庭の文化が変化してきている気がします。

伝えていかなければいけないと、あの当時の大人たちが思ったこと。
今の時代だからこそ、さらに、伝えていかなくてはいけないことなのかもしれません。


*** *** 

義兄の状態は一進一退。老親たちはゆっくりゆっくり、退いていきます。
長男を見送ることになる義父母が気の毒です。


映画 貌斬り


かおきり



一風変わった映画を観てきました。地元のミニシアターに、監督と主演のお二人をはじめ、役者さんたちもいらっしゃるという新年一番の映画鑑賞。


近所なので、気軽に行けるし、小さいところなのでそうそう満員御礼にはならないらしく、ゆとりある空間で観れるのもいいのです。


ほのぼのする映画ではもちろんなかったですが、いろいろな思考を刺激されて新鮮でした。
息抜きは大事、ね。