休暇


義兄とのお別れ会は明日。
90歳を超えた義父の選択に舌を巻いています。


信心などないからと坊さんは呼ばず、戒名もなし。
お位牌も作らず、自宅で納棺し、そのまま火葬。
墓も持たないので、散骨する、親類知人にはすべて終わってからの連絡のみ。
すべて家族だけで静かに見送る、というもの。


さすがに、家人が兄の携帯から、年に数回は集まっていたという高校時代からの友人たちに
そういうことなので、どうぞ飲み会でもして故人をしのんでやってくれとメールしました。

いや、通夜もないのです。せめていっしょにいてあげようかなと思ったのですが
クーラー入っているので寒くて退散。
一緒に夕食はとったものの、わたしたちはそのまま帰宅し
今日は、いろいろな届け出のための知識をもらいに家人だけが役所などをまわってはいますが


嫁であるわたくし、することがございません。

・・・。


実家の引っ越しの手伝いに出るわけにも、さすがに遊びに出るのも、ちょっとね、気持ちがついていかないし、で、
ぽっかり時間があきました。
義兄がくれた休暇と思って、読みたかった本を読みました。


8143JC66hWL.jpg

秋に公開される、綾野氏出演映画の原作本。
主演は二宮氏です。


どういう方が書いてらっしゃるかというと、「料理の鉄人」のプロデューサーでらした方。
さすがに料理の知識やレシピのあれこれの詳細さは、すばらしい。

このテレビ局を今はおやめになっているのか存じ上げませんが
なかなか骨太の歴史背景をを持った小説でした。

映画はまたベツモノですので、キャラクターの色とか特徴が違うのはあまり気にしませんが
現在発表されているキャストだと足りない(笑)
小説上、もっとも重要と思われる役は誰がどのように、やるのか。
あるいは違うかたちで誰かが役割を担うのか。

そういう楽しみ方を覚えて、最近は映画ばかり観ています。
せっかくの春休み、実家引越にどれだけ時間をさかれるのかと、
ちょっとイラついていたところでした。

お義兄さん、ありがとうね。

かわいがってもらったんです、わたし。
婚家には娘がいないので、お義母さんにもお義父さんにも、大事にしてもらっています。
その割にずうずうしい嫁ですけどもね。

実の親のほうがよほど気を遣う(笑)
それは期待値が違うからだと家人がいいます、そうかもしれませんね。